石材店の値段を比較して決める!墓石の賢い選び方!
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ご希望の墓石のイメージなど簡単な情報を入力するだけで見積り依頼が完了します。
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墓石ナビ事務局がピックアップした条件にマッチする石材店から見積りが届き比較検討できます。
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紹介した石材店と成約すると契約金額に応じて最大3万円のお祝い金がもえらます。
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北海道・東北 |
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関東 |
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甲信越・北陸 |
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東海 |
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関西 |
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中国・四国 |
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九州 |
石材店とのやり取りで建てたいお墓が明確になりました。
富山県 S・R様 | 新規洋型墓石 |
面積:4㎡ | 石種:G603 |
きめ細かく迅速な対応をいただけたことが良かったです。
千葉県 K・M様 | 高級和型墓石 |
面積:6㎡ | 石種:大島石11寸 |
親切で価格も地元の石材店と比べ安価で大満足です。
宮城県 Y・A様 | 新規洋型墓石 |
面積:5㎡ | 石種:アーバングレー |
デザインの過程でお墓を建てるのが楽しみになりました。
北海道 I・T様 | 新規洋型墓石 |
面積:4㎡ | 石種:G654、G603 |
墓石選びの基準はお客様毎に大きく異なります! ここでは、石選びのポイントを解説します。
かつては和型が一般的にでしたが、最近では洋型やデザイン墓なども和型と同じくらい建てられるようになってきました。また、自分の好みだけで決めるのではなく、周りの墓石との調和や、墓地で規格が定められている場合もあるので、霊園に確認しておきましょう。
グレーがもっとも一般的ですが、黒も最近人気の色の1つとなっています。基本どの色も宗教を問わず黒は不吉であるといったこともございません。お墓の形と同様に、色も周りとの調和や規格がある場合があるので事前確認をお勧めします。
見た感じでは同じでも、石の産地や種類によって大きく価格は異なります。また、高価でも耐用年数が短いものもあるので、価格、デザイン、耐用年数などを総合的に考慮して決めるようにしましょう。石材店に相談するものお勧めです。
見積もり依頼はネットで完結!フォーム入力後、約2日で各石材店の墓石価格の見積もりがお手元に届きます!本サイト経由の見積もりでご購入まで至れば、すべての方に建墓お祝い金を贈呈します。
当サイトは、お客様がお墓を建てたい墓所・霊園に該当する都道府県の優良石材店から墓石価格を一括見積もりできる業界最大級の全国対応ポータルサイトです。たくさんのお客様が当サイトを通じて、見積もりを比較検討し、納得したうえで成約をされています。
該当地域の石材店より墓石の見積もりを一括請求!相場が一目瞭然です。
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当サイトはすべて無料でご利用いただけます。また契約の義務はございません。
掲載石材店はすべて弊社の審査を通過した石材店だけなので、安心してご利用いただけます。
墓石は相場が不透明なため、一括見積もりすることにより値段の相場がわかり、霊園や予算感、希望する石種などの条件にピッタリの石材店がスムーズに見つかります。また、石材店からの希望連絡方法もお選びいただけるので、過度な営業はございません。
墓石は相場が不透明なため、一括見積もりすることにより値段の相場がわかり、霊園や予算感、希望する石種などの条件にピッタリの石材店がスムーズに見つかります。また、石材店からの希望連絡方法もお選びいただけるので、過度な営業はございません。
石の種類→万成石(国産)、北木石(国産)。
型→和型9寸神戸型
芝台、霊標、灯篭(いしあかり一対)、玉垣、踏板、物置石等一式も万成石(国産)でよろしくお願いします。
墓石は本小松石を希望(和型)。サイズは120cmⅩ78cmで高さは165cm。
墓所は基礎工事済みで、外柵は必要無し。墓誌必要無し。塔婆立て有り
墓石は西洋式のプレート型にし、3体程度収容できる納骨堂であればよい。安価でできないか?)
4平方メートルの敷地条件として、
1.墓碑高:2m以内
2.盛土高:0.45m以内
3.囲い高:0.7m以内
4.各境界から2.5cm以上離す
5.地上納骨設備は利用場所の2割以内/高さ1.2m以内/境界距離0.3m以上。
使う石は緑がかった黒かグレー(吹雪石)希望です。お見積りの際は、詳細な明細(原材料・加工費などの別)、使う石の種類、形、出来上がりイメージ、保障の範囲などを明記いただけますと助かります。
全体としては近年人気の洋型墓石を抑えて、やはりいまも人気が根強い和型墓石が1位をキープしております。その他、デザイン墓石なども根強い人気を持っていますが、やはり値段が非常に高くなってしまうため、話型の墓石が首位となっております。
日本にお墓の文化が根付いてからやはりこの基本形の墓石が非常に人気があります。こちらでまずは見積もりをとって、墓石選びを開始しましょう。一言に和型墓石といっても石や大きさによって値段はばらばらです。
特に近年洋型の墓石が多く見られるようになりました。霊園によってはこちらの洋型の墓石がほとんどの霊園も存在します。霊園の他の墓石がどのような形が多いのかを確認して墓石の形をえらびましょう。
好みのデザインや希望の形があるときはデザイン墓石を選びましょう。デザインを依頼する形の墓石となるため、どこの石材店でもできるわけではありません。技術力のしっかりした石材店をみつける必要があります。
お墓の印象は色によって大きく変わります。また、例えばグレーでも微妙に明るさが違っていたり、石の表面のきめ細やかさが石種によって異なるので、特徴を把握した上で自分の気に入った色を選ぶようにしましょう。
灰色系(グレー)
もっともスタンダードな羽色系の色がやはり一番売れています。よごれも目立ちにくく、一般的な色のため非常に無難です。灰色系の石から検討されることをオススメいたします。
白色系(ホワイト)
白っぽい灰色も2番目に人気です。少々よごれやすいですが、第一印象の高級感もあることから非常に人気があります。濃い色よりも目立ちにくいので選びやすい石の色です。
黒色系(ブラック)
黒に近いグレーです。暗めの色なので好みがわかれますが、石自体の存在感が大きく、デザインとしてもおしゃれに仕上がりやすい石の種類です。最近好まれる色でもあります。
お墓の印象は色によって大きく変わります。また、例えばグレーでも微妙に明るさが違っていたり、石の表面のきめ細やかさが石種によって異なるので、特徴を把握した上で自分の気に入った色を選ぶようにしましょう。
墓石ナビでは、具体的にどのように色を選べかいいのか、昨今の人気の色や色を決める際に注意点などをまとめております。ぜひ参考にしてみてください。
国産墓石は比較的高価なため、質の高い石と思われることが多いのですが一概に質が高いとはいえません。石の値段は、質も加味されますが、それよりも採掘量で大きく変わってきます。よって費用対で考えると質が高いとは言えないのです。もちろん質の高いといえる国産墓石もありますが、質重視であればインド産の方がおすすめです。
国産墓石とは逆で中国産墓石は質が悪い、といったイメージがあります。これはひとくくりにしてしまうと一概には言えませんが、全体的に見ればインド産より質が低いと言えるでしょう。しかし北大青のように質が良くて安い石もありますので、中国産=質が悪いという訳ではありません。
石材店選びの際に歴史の古さを基準に決められる方がいらっしゃいますが、これはおすすめできません。もちろん企業として長く存続しているのは素晴らしいことですが、老舗=高いケースが多いのです。ただ、その分サービスの質は高い可能性がありますので、結局のところ値段か?サービスか?といったお客様のご希望次第なのです。
例えば東京で建てる際に埼玉や群馬の石屋だとサポートが不安と思われる方もいらっしゃいますが、これまでの経験を元に言えばあまり関係ありません。そもそも石材店との付き合いは、「石材の保守・管理」「納骨・法要時の立ち合い」ぐらいだからです。仮に突発的な依頼が発生するのであれば、近い方がいいと思いますが納骨法要が急遽明日といった話はまずないと言えます。つまり墓所と石材店の位置関係はあまり関係なく、あくまで精神的なご希望といえます。
企業の信頼感を測る物差しとして社員数や社屋の豪華さで決めてしまっては危険です。社員数が多い=月の固定費が多い、豪華な社屋、そういったお金はどこから出るのでしょうか?売上です。つまりお客様の墓石価格に不必要な経費が乗っかってしまっているのです。
昨今の高齢化に伴い墓石を購入する方は増加傾向にあります。しかしながら、墓石購入は何度も経験するものではなく、多くの方がどのようにお墓を買えばいいのかわからなくて困っています。飛び込みで石材店に行っても、どのような質問をすればいいのかもわからずに話が進まないケースも多々あります。
墓石ナビは、こういった方が適正価格でしっかりと納得した上でお墓を購入できることを目的として運営しております。グレー、白、青、黒など墓石の色の決定、和型・洋型・デザイン型など石の形の決定、国産・インド産・中国産など石の山地の決定、御影石・稲田石・真壁石など石種の決定。このように決定することが多くありますが、墓石ナビではこういった購入に当たって必要な有益な情報も提供しております。
当サイトを通じて、一生に一度の買い物が納得のいくものになるよう墓石ナビは全力で支援させていただきます。
お墓の各部分の説明です。
お墓を建てる際、まず墓地を選ぶところから始めます。
墓地はその場所や広さ、さらには宗旨や宗派など、明らかな差がある部分は比較検討することができるためスムーズに進めることができるでしょう。
しかし、その次の段階となる墓石作りとなると、何を基準にして選べばいいのか判断に迷うことが多くなります。
墓石作りは墓地の区画販売業者やお寺ではなく、石材店に依頼することになります。
しかし、その石材店の選び方がわからないといった方が多くいらっしゃいます。
そこで、今回は石材店を選ぶ上での注意点について述べていきます。
注意すべきポイントは
この5つです。
墓石は作って建てればそれで終わりではありません。
長きにわたって使い続けるものです。
家を建てた場合も、長く住んでいるとさまざまな不具合が起こってくるため、その都度補修やリフォームを行なうことになります。
墓石も同様に、補修やアフターケアの必要性が起こってきます。
雨風にさらされるため、汚れが付着することはもちろん、目地の劣化、地震や台風等の自然災害による破損、さらにはお名前を追加彫刻することがあるかもしれません。
汚れを掃除する程度であれば、ご自身でできるかと思われますが、破損した場合の補修や追加彫刻となると、石材店に依頼する必要があります。
それらがスムーズになされるかどうかが、石材店選びの重要なポイントとなります。
ほとんどの石材店では、墓石を建てた後の保証期間を設けています。
ただその「保証」がどこまでの内容となっているかは、あらかじめ確認しておく必要があります。
例えば「施工時に起こった初期不良のみを保証」といった、最低限の保証のみの石材店もあれば、墓地の定期的な清掃なども含めた手厚く幅広いアフターケアをして下さる石材店もあります。
ただ、石材店によっては、保証やアフターケアの内容を口頭で簡単に説明するだけで、実際には行わないケースがあります。
墓石を売りたいがために、無責任なリップサービスを並べて、契約をさせ、建てた後は知らん顔と言ったところですね。
後々にそのようなトラブルが起こらないように、アフターケアの内容については契約書に記載してもらうなど、書面に残してもらうことが必要です。
墓石は長く使うものであり、アフターケアが必要になります。
そのアフターケアは、墓石を作り、建てた石材店が担当するものです。
なぜなら、その墓石のことは、作った石材店が最もよく理解しているためです。
ただ、最近は「墓石は作るが施工は別の業者が行なう」、「墓石のデザインや企画は自社で行なうが、墓石作りや施工は別の業者が行なう」といった石材店も多くなっています。
自社で職人を抱えるよりも外注したほうが人件費を安く抑えられるため、その分墓石を安く販売することができます。
購入する側からすれば、墓石を安く施工できるメリットがありますが、長い目で見れば、金額が少々高いものになっても、自社で施工する石材店のほうが安心感の大きさが違います。
可能であれば、自社で墓石を作り、建立している石材店を選びましょう。
しかし、墓石はけっして安いものではありません。
確かに長きにわたって使い続けるものですが、誰もが「金に糸目はつけない」「大事な物なのでお金はいくらかかってもいい」と無尽蔵に費用を用意できるわけではありません。
高額であるため、ローンを組むこともできますが、月々の支払いが困難にならないように、無理のない範囲での予算を考える必要もあります。
それだけに、何社かの石材店から見積りをとり、安い会社を選ぶケースも多くあります。
安い見積りを提示する会社には、施工は自社で行わず、外注に回しているところも多くあります。
外注することで人件費を抑え、販売価格を安くしているわけです。
自社施工が最善であることに間違いはありませんが、安さを最優先して選ぶなら、あらかじめ施工後の責任の所在を明らかにしてもらいましょう。
施工後にトラブルが起こった場合、墓石に問題があったのか、施工時の問題があったのかがあやふやで、補修の費用負担をどこがするのか責任の所在がわからず、結局購入者が補修費用を全額払うことになる例もあります。
その点を契約前に確認し、契約書に明記してもらうなどの措置をとっておくことが必要です。
石材店にも業界団体があります。
その中でも、全国規模の団体である一般社団法人日本石材産業協会や、一般社団法人全国優良石材店の会などは著名な団体であり、信頼のおける運営を続けています。
また、地方規模で地元の石材店が集まり、運営されている団体もあります。
これらの団体に加盟するには、何らかの入会審査があることがほとんどです。
審査の基準はまちまちですが、何らかの問題を抱えている会社が加盟を認められることは、まずありえないと考えてよいでしょう。
もちろん、加盟しているから絶対に大丈夫だと言い切ることはできませんが、判断する大きなポイントとして考えてよいでしょう。
墓石は1種類だけではありません。
大きさやデザイン、素材、色など多岐にわたります。
初めて墓石を作る場合、どのような墓石を作りたいのか漠然としたイメージはあっても、具体的に説明できないことがほとんどでしょう。
そこで、実際に見本となる墓石を見せてくれる石材店が望ましいですね。
石材店のショールームなどで、多数の種類の墓石を見ることで、漠然としたイメージを具体化し、担当者と相談しながら作成プランを組み立てることができるからです。
大手の石材店はもちろん、地域密着型の小さな石材店であっても、見本となる墓石を展示しているスペースを持っていることがほとんどです。
特に墓石の大きさなどは、イメージしていたものと実物とでは大きなギャップがあることも多いのです。
実物を見れば、大きさやデザインなど、どのような墓石を作りたいのかを具体的にイメージしやすいはずです。
墓石を作ることは一生のうちに何度もあるものではありません。
それだけに、墓石作りについて何の知識もお持ちではない方がほとんどでしょう。
その「何も知らないお客さん」に対して、親身になって話を聞き、予算に応じた最善のプランを考えて下さる石材店を選ぶべきです。
まず、墓石を作るにあたっての希望をできるだけ多く提示しましょう。
その上で「この希望条件であれば費用はどれくらいになるのか」を確認します。
中には、契約を急がせる石材店があります。
「今ならキャンペーン価格で作ることができます」「時期がずれると職人の手配が難しくなるので完工までに時間がかかってしまいますよ」などと、理由をつけてすぐに契約をするように進められることがあります。
それは事実であるかもしれませんが、契約を急がせる石材店は避けたほうがよいです。
墓石作りは一生に一度となるような大事なものであり、費用も高額です。
それだけに、じっくりと費用面も含めたプランを考え、検討する時間を長くとるべきです。
また、何社かの石材店に話を聞き、見積もりの金額や対応、アフターケアの内容、その他幅広い点を考慮した上で、最終決定をすべきです。
そのため、購入を考えてから、契約をするまでには時間をかけることが必要となります。
その時間を作ってくれない石材店は、信頼性に欠けると判断していいかもしれません。
人生でもっとも高額な買い物のひとつが「お墓」です。
大事な買い物なのは分かっていても、専門知識は無いですし、不安ですよね。
国民生活センターによると、墓石購入の相談件数は年間1500件ほどで、葬儀の相談件数よりも多いそうです。
この記事では、墓石の購入で失敗しないために気をつけることや値段の内訳についてご説明します。
従来の家族葬だけでなく、合祀墓や永代供養墓、散骨、樹木葬等さまざまな埋葬方法が出てきました。
この中で自らお墓を選ぶ必要があるのは、家族葬と永代供養墓です。
先祖代々続く一般的なお墓です。
血縁によるお墓なので、ある程度は自分たちで管理していく必要があります。
初期費用が平均で150万円かかるほか、年間の管理費・維持費が1万円前後かかります。
血縁に関係なく作られたお墓です。
合同のお墓ではありますが、名前を刻めるタイプもあります。
管理者が管理してくれますので、家族が管理できなくても綺麗な状態を保てるのが特徴です。
生前申込も可能で、約束をすれば知り合いと同じお墓に入ることもできます。10万円前後と比較的安く済みます。
最初にお金を納めていると、年間料を払う必要はありません。
管理者がその後も管理してくれます。檀家になる義務はないので、お寺との繋がりが薄くても大丈夫です。
ただし、「永代」と言っても何百年先まで永久的に供養してくれるわけではありません。
ほとんどの場合、33年で合葬されます。費用は10~100万円と幅が広いです。
海や山に遺骨をまくもので、自然葬とも呼ばれます。
遺骨を砕くため、心理的に抵抗のある人もいるでしょう。
遺族で集まって散骨する場合は20~30万円、遺族は同行せずに業者に任せる場合は2~5万円程度と比較的安めです。
山林や霊園で木の下に埋めるものです。
生前申込可能で、永代供養の一つです。
価格も10万円程度と安く、「自然の一部になりたい」「自然に還りたい」と考える方に人気です。
「お墓を購入する」とは言いますが、具体的には永代使用料、墓石代、管理料、納骨代があります。
土地の借料です。支払先は、寺院や霊園などがあります。
地方の墓地や霊園は安く、民間の墓地は高い傾向にあります。
地方は50~100万円程度ですが、東京では150万円前後することも。場所によって値段が大きく異なります。
石塔や外柵等を含めた料金です。
墓石本体は100~200万くらいが多く、工事費は10~20万円、彫刻は3~10万円ほどするのが一般的です。
墓地の共用部分の清掃や維持管理費です。
民間の墓地や寺院は年間1万~1万5000円、公営の墓地は5000円以下が多いです。
一括で支払うこともありますが、基本的には毎年払います。
法律によって「墓地は普通の土地とは扱いが異なる」と定められています。
そもそも墓地は新しく購入するのではなく、永代使用権という権利を買うことになります。
また、お墓用の土地なので、ほかの用途として使うことは認められていません。
「永代使用権を購入したけど、やっぱりお墓を建てるのはやめた。物置にしたい!」は不可能です。
一定の区画の使用権のことです。
「お墓を建てる土地を購入した」というのは、永代使用権を所持していることを指します。
「土地を購入した」と言っても、所有権を持っているわけではないのです。所有権自体は寺院や土地の管理主が持っています。
永代使用権は、契約で明記されていない限り売却もできません。
「いらなくなったから誰かに売ろう!」は、不可能です。理由は、区画ごとに所有権を持たせて売買をすると、管理が煩雑になるからです。
個人で土地を売買することはできません。手放したい時は、所有権者に返還します。
返還時の注意事項が2つあります。
理由は、永代使用料は法律上「寄付」として扱われるためです。
「寄付は善意でするものなので、返還するのはおかしい」のです。
「土地を返したいので墓石も適当に処理しておいてください」は、できません。
墓石を撤去する必要がありますので、返還時には撤去費がかかります。
また、お寺を離れる場合は離檀料がとられることもあります。
契約する段階で「返還時にかかる料金」を確認しておきましょう。
立地や広さによって大きく変動します。全国平均は70万円前後ですが、東京都港区では1.6平方メートルで480万円もします。
23区は価格が非常に高い上に、一つ一つの区画が小さいです。
全国2位の神奈川県でも100万円を切るので、港区はきわめて高いと言えます。
広い土地を持ちたい方は郊外の墓地を探しましょう。
次の理由により土地代が大きく異なります。
墓地の種類は、主に自治体の公営墓地、宗教法人の寺院墓地、民間の民営墓地があります。
自治体の公営墓地がもっとも安いのですが、競争率も高いので入手するのは難しいです。
地価やアクセスによって値段も変動します。
アクセスが良くないとお墓参りに行けませんが、アクセスが良い便利な土地は高いです。
バランスを考えましょう。
土地が広いほど墓石や外柵に使う石材も増えます。そのため、土地が広いと土地代以外も高くなっていきます。
自分でお墓を建てずに、血縁のない人と合同で入る合祀墓や樹木葬の認知度も高まってきました。
この場合、すでに用意されている場所に入るので、新たな土地は必要ありません。
ネットでの一括見積もりとは、業者を通して石材店を紹介してもらう仲介サービスのことです。
見積もりを提供してくれる会社が実際に石材を販売するわけではなく、提携している全国の石材店を紹介してくれる仕組みです。
見積もりのための書類記入は1~2分で終わりますので、「手軽に墓石の値段を比較できる」と人気です。
断りの連絡を無料で代行してくれる業者がおすすめです。
墓石の見積もりをしてくれる便利なサービスですが、デメリットもあります。
全ての一括見積もりサービスが優良とは限りません。業界自体が新しく、歴史が浅いのも特徴です。
使ってみないと分からない部分もあります。
全ての石材店と提携しているわけではないので、会社によって提携先に偏りがあります。
「本当はもっとマッチする石材店があるのに、未提携のため情報を知る手段がなかった」という事態も。
一括見積もりサービスは便利なサービスですが、他にも良さそうな石材店やモレが無いか、自分でも調べることをおすすめします。
相場の分からない墓石ならではのメリットを3つご紹介します。
全国の石材店を全て自分で調べると、非常に手間がかかります。この手間を省いてくれるのが、一括見積もりサービスです。
見積もり書類の記入は1分程度で終わりますので、少ない労力で全国の石材店を比較できます。
安くなる理由は2つあります。
墓石は石材店の言い値で決まることも多く、相場が不透明なのが現状です。
そのため、相場を調べて自分で比較することが大切なのです。さまざまな石材店を比較することで、同じようなデザインでも100万円のダウンが実現することも。
相場が分からないからこそ、比較検討することで安く買うことができます。
一括見積もりサイトを通すことにより、10万円のキャッシュバックを受けられることもあります。
石材店の中には、営業のしつこいところもあります。見積もりまで出してもらうと、なおさら断りづらいですよね。
一括見積もりサイトを通すと、断りの連絡を代行してくれることも多いです。断るところまでを考えて、見積もりサイトに仲介してもらうメリットは大きいですね。
墓石自体はおおよそどのくらいで購入できて、その値段はどのように決められるのでしょうか。
家の購入と同じく、墓石の値段もそれぞれです。平均すると約150万円前後で、多くの墓石が70~300万円の間におさまります。
例えば、中国産の石材を用いて小さ目のお墓を作る場合、墓石代は約50万円。
国産の天然石で形をおまかせにする場合、約155万円。
国産の天然石で独創的にする場合、約220万円。
使う石材によって、かなり幅広いことが分かりますね。
墓石代と言っても墓石本体のみを指すわけではなく、墓石関係一式を指します。
例えば、外柵や花立て等の基本的な部分、家名の彫刻、工事代、付属品代が含まれます。
ただし、土地代や供養代は別になります。
墓石は家と同じように、1つ1つが異なります。石材や大きさ、形等は好みによって変わりますよね。
その上、購入者のリテラシーが低いのも相場が安定しない理由の一つです。
墓石は一生に一度買うかどうかの買い物なので、相場が分からなく、業者の言い値になりがちです。
値段が不透明で分かりづらいのです。
主に4つの要素によって価格が決められます。
墓石になる石材は中国や日本、インド産等を合わせて500種類ほどあります。下記の項目によって値段が大幅に変わります。
墓地の面積が広いと石材も大きくなりがちです。また、石材が大きいと工事の手間や時間もかかるので2倍3倍と高額になる傾向があります。
定番の形にするか、オーダーメイドにするかによって価格が異なります。
オーダーメイドの場合はデザイン料や設計料、装飾費、人件費等が通常料金にプラスされます。
家名や家紋は基本料金に含まれますが、それ以外にも彫刻を彫ると高くなります。特にイラストや立体的な彫刻を作ると料金は高額です。
これらの要素が組み合わさって墓石の値段が決められます。
何にいくらかかっているのか、契約書を発行してもらって確認することが重要です。
まずは予算に合わせた墓石にしたいですよね。
次に石材の色やデザイン、耐久性等を考慮しながら全体を決めていきます。
日本で用いられる多くの墓石は、黒や灰色、白系です。これらはオーソドックスで日本らしい墓石の形に適しています。
最近では赤や青、緑等のカラフルでおしゃれな色も登場しています。これらは洋型墓石やオーダーメイドの墓石にもよく合います。
白は「縁起が良い」として関西で人気があり、黒は見た目のかっこよさから東日本で人気です。
以前は「太陽光が暑くてご先祖様がかわいそう」との理由で黒は避けられていましたが、最近は外観イメージによって黒を選ぶ人も増えました。
いくらデザインに凝って、安く墓石を作ったとしも、すぐに劣化すると意味が無いですよね。
お墓は長く使うものです。忘れがちですが、墓石の耐久性は非常に重要です。
例えば、御影石とよばれる花崗岩は、吸収性が低いことで有名です。安価なものでも100年は持つと言われています。
500種類以上ある石材ですが、人気のものをご紹介します。
庵治石(あじいし):香川県庵治町
400~500万円の超高級石材。御影石の一種で国産の石材です。天山石(天山御影):佐賀県唐津市の花崗岩
130~140万円の高級石材。灰色に見えますが、よく見ると青みがかっているのが特徴です。新山石:中国産
60~70万円なので上記の石材よりはお手頃です。アーバングレー:インド産
45~50万円のインド産(カルナタカ州ムドゥカル地方)の石材です。真壁小目石(真壁御影):関東
55~75万円の由緒正しい石材です。墓石の購入についてのトラブルは多く、国民生活センターに寄せられた相談件数は年間約1500件にのぼります。
葬儀サービスに関する相談件数は年間600~700件なので、墓石購入の相談件数の方が約2倍多いことが分かりますね。
契約してから困らないように、要注意の石材店の特徴を4つご紹介します。
石材の値段は初めから決まっています。「この店で買うと花崗岩がとても安いけど、この店で買うと高い」は、無いはずです。
大幅な値引きをしてくる理由は、本当は安いものを高く売りつけようとしているからだと考えられます。
「たくさん値引きをしてくれる!ラッキー!」と思わずに、疑う目を持ちましょう。
石材店なのに石材に詳しくなかったら、信用できませんよね。
安いものを高級品と勘違いして売りつけることも考えられます。避けましょう。
石を雑に扱っていたり、耐久性の無いものを販売している可能性があります。
どのような工程で工事されているのか?計画通りに進んでいるのか?等を確かめることは大切です。
書面での契約やアフターサービス、石材の説明の無い石材店は要注意です。
書面での契約が無い場合、当初よりも金額が増える等のトラブルが起こり得ます。
完成図面や見積書、請求書等はしっかりと出してもらい、保管しておきましょう。
アフターサービスがない場合、購入後の清掃や不良品対応をしてもらえない可能性があります。
契約前にチェックすべき項目を出しておき、優良な石材店を選びましょう。
墓石は大きな買い物です。にもかかわらず、詳しい人は少ないですよね。
生前に準備する人も少ないですし、急いで購入を決めたり葬儀関係で疲れ果てて決める人も多いです。
失敗しやすい項目を事前に頭に入れましょう。
1年目は管理費・維持費が安くとも、2年目から高くなることがあります。
最初から書面で契約しているはずですが、知らなければ騙された気分になりますよね。
書類にはよく目を通し、毎年かかるお金を把握しておきましょう。
アクセスの悪い場所にお墓を建てると、なかなかお墓参りに行けません。
「東京や千葉なら行きやすいだろう」と思いがちですが、アクセスが悪い可能性もあります。
土地を購入する前に、車での行き方と公共交通機関での行き方を調べておくことが大切です。
日本は災害の多い国です。墓地が液状化したり、水びたしになる可能性もあります。
水はけが悪いと、墓石や骨が早く劣化します。
特に新しい土地は地盤が不安定な可能性もありますので、ハザードマップ等で確認することをおすすめします。
お墓を建立したいと考えているものの、墓石業者をどのように選定すればいいのかお悩みの方は多いのではないでしょうか。
本記事では、主に、墓石業者の選定から墓石が完成するまでの流れについて解説します。
身内が亡くなった場合、先祖代々のお墓に埋葬するという方は多いです。
しかし遠くのお墓に埋葬するより、近くにお墓を建立して埋葬したいと考える方もいます。
何らかの理由でお墓が損壊して建て直す場合もあるでしょう。
また、お墓ではなく、寺院の納骨堂に納骨する方もいらっしゃいます。
お墓の建立は、殆どの人にとって、一生に一度あるかないかの出来事です。
「安いから」「何となく」という気持ちで業者を選び、建立することは避けましょう。
しかし、どうすれば良いのか分からない方も多くいらっしゃることでしょう。
まずは情報収集をじっくりと行いましょう。
親戚や親しい友人・知人に相談すると、付き合いのある業者を紹介してくれる場合もあります。
また霊園や葬儀業者、寺院などにも電話やメールで、あるいは、直接訪問して相談してみると良いでしょう。
情報収集するべき事柄としては、
といったものがあります。
なおお墓は身内が亡くなった後、すぐに建立する必要はありません。
公営墓地の場合、区画使用者の募集・抽選が数年に一度しか行われないこともあります。
そのため、納骨する場所が決まるまで自宅の仏壇の近くに骨壺を置き、手元供養している方も多くいらっしゃいます。
慌てず、納得がいくまで情報を収集すべきです。
お墓の建立に関しては様々な要素が存在しますが、以下、本記事の主題である「墓石業者の選定から墓石が完成するまでの流れ」について解説します。
墓石業者を選定する上で注意すべき点は、民営墓地や寺院の場合、指定された墓石業者以外の施工を認めないケースがあることです。
業者が指定されている場合、素直にその提携業者に施工してもらいましょう。
霊園や寺院との長い付き合いがある業者は、建立のノウハウも確立しているでしょうし、悪徳業者の可能性は低いと考えられます。
他方、公営墓地の場合は、墓石業者の指定はありません。
従って、自力で業者を探す必要があります。
民間墓地や寺院であっても、特に業者が指定されていない場合(または、複数の業者が指定されていて、その中から選択する方式の場合)も自分で探さなければなりません。
お墓を建立することは、一生に一度あるかないかという出来事なので、慎重に調査しましょう。
親戚や知人に対し、良い業者を知っていないか、尋ねてみるのも良いことです。
近年「終活」が注目されており、各地で終活イベントが行われる際、お墓に関する相談会が開かれていたりするので、そのような機会に相談してみるのも良いでしょう。
業者に電話をする、あるいは、直接訪問して問い合わせる前に、お墓を建立する区画の面積(縦横の長さ)を確認しておきましょう。
なお、1社だけではなく、複数の業者に相談するべきです。分からない点を質問し、回答の分かりやすさを含め、どういう業者なのか雰囲気を確かめると良いです。
業者を選定する上で、経験、工事代金、保証の有無が重要な判断材料となります。
経験については、過去の施工例(写真や実物)を見せてもらって確認しましょう。
工事代金については、複数の業者に見積もりを出してもらって比較しましょう。
最近は、後日損壊した場合の保証を付ける業者も増えてきているので、保証の有無も業者選定の判断材料の一つになります。
なお、「一般社団法人 全国優良石材店の会」(全優石)という石材店・墓石業者の業界団体が存在しており、日本全国で約300社が加盟しています。2年ごとに優良業者認定の審査が行われており、悪徳業者は排除されています。
全優石の公式サイトには、各地の石材店・墓石業者を検索するシステムが存在します。
この検索システムで近くの業者を探してみるのも良いでしょう。
墓石業者・石材店は、お墓を建立したら、それで終わりという関係ではなく、その後、補修工事などを通じて長い付き合いになる可能性もあるので、価格の安さだけで決めるのではなく、信頼できる業者なのかという観点も重視して業者選定を行いましょう。
墓石は、大きさや材料、デザインによって価格が異なるものの、タイプ別の費用の目安は下表のようになっています(区画面積が1平方メートルの場合)。
デザインのタイプ | 価格 |
---|---|
和型墓石 | 50万円~200万円(平均100万円) |
洋型墓石 | 50万円~200万円(平均100万円) |
特殊なデザインの墓石 | 100万円~200万円 |
上に示した価格は、石材として標準的な御影石(花崗岩)を用いた場合です。
ただし、御影石は天然素材であるため、白御影石や黒御影石など様々な種類が存在し、硬度や吸水性、鉄分の含有量などの物理的・化学的性質が異なっています。
このような性質の違いによっても、価格に差が生じます。
また、墓石の大きさによっても価格は変動します。
なお大理石や特殊な材料を使用する場合は、上の表に示した価格よりも高くなります。
全優石の2014年のアンケート調査結果によると、墓石購入費用は100万円台が最も多いようです。
インド産や中国産など海外産の石材は国内産よりも安い傾向にあります。
ちなみに、採石場から最終消費者に届くまでの流通過程を追跡可能にしている業者も存在します。
建立費用の総額は、
などの合計となっています。
墓石本体の相場は既に示したので、それ以外の要素について、おおよその相場をまとめると、以下のようになります。
部品・付属品名称、作業内容 | 価格 |
---|---|
石材の形状加工費用 | 数万円~十数万円程度 |
墓石への文字彫刻費用 | 数万円~十数万円程度(文字数による) |
墓石の設置費用 | 数万円~十数万円程度 |
卒塔婆立て(本体+設置費用) | 数万円程度 |
花立て(本体+設置費用) | 数千円~数万円程度 |
蝋燭立て(本体+設置費用) | 数万円程度 |
水鉢(本体+設置費用) | 数千円~数万円程度 |
香炉(本体+設置費用) | 数千円~数万円程度 |
外柵(本体+設置費用) | 50万円~100万円 |
納骨棺(本体+設置費用) | 10万円~50万円 |
墓地区画内の整備工事費用 | 墓地区画内の整備工事費用 |
以上を足し合わせると、お墓の建立費用は、総額で100万円~150万円程度は必要になります。
なお、どこまで細かい内訳を出すかは業者によって異なります。
例えば、付属物の価格をまとめて提示するようなケースもあります。
山奥や都市の奥まった場所に墓地が存在する場合、車両が入り込めなかったり、建設用機械を持ちこめなかったりして、追加費用が発生する事例があるため、事前に確認しておきましょう。
本記事では主に墓石の建立について解説していますが、建立費用以外にも、墓地の永代使用料、年間管理費、僧侶に依頼する開眼法要のお布施などが別途発生することに留意が必要です。
ちなみに、宗教や宗派の種類によって、卒塔婆立てのような付属物の有無に違いがあります。
例えば、神道や浄土真宗では、教義上、卒塔婆(ストゥーパ)は不要とされています。
自分や家族が信仰する宗教・宗派ではどのような扱いとなっているか、お世話になっている寺院や親戚の年長者に確認してみましょう。
工事契約を締結する前に、見積書や設計計画書、契約書などの書面をよく読み、納得した上でサインしてください。
分からない点があれば、納得できるまで何度も質問してみましょう。
高額な買い物なので、説明や契約の席でICレコーダーやスマートフォンの録音機能をONにし、いざという時のための証拠となる音声記録を残しておくのも良いでしょう。
設計計画書は、デザインに関する合意の有無の証明となる重要となる書類なので良く確認しましょう。
もちろん工事費用の見積書や最後にサインする契約書もしっかり読んで、必ず疑問点を質問し、後でトラブルになるのを避けるようにしましょう。
代金の支払い方法は、全額前払いもあれば、一部(頭金のみ)前払い、全額後払いなど、業者によって様々です。
また、業者によっては、ローンを組んで支払いを行えるケースもあります。
契約の際に前払いで支払う場合は、お金を用意して行きましょう。
支払った際には、領収証を忘れずに受け取ってください。
なお最近は、保証を付ける業者が増えてきています。
これは、5年間とか10年間といった一定期間に限り、人為的な損壊ではなく、自然に損壊した場合に無料補修工事をしてくれるというような内容のものです。
墓石の材料である岩石(御影石や大理石)は自然物なので、最初から微小なヒビが隠れていたり、内部に含まれる鉄分がサビの原因になったりして、雨風に晒される中でヒビが拡大していき、地震や台風などに襲われなくても、自然に大きな亀裂が生じてしまうケースがあります。
保証内容の詳細についても、しっかりと確認しておきましょう。
施工のプロセスは、「基礎工事」と「取り付け工事」の2段階に分かれています。
墓石建立は、基礎工事が必要か否かによって施工期間が異なってきます。
一般的に、基礎工事が必要な場合、完了までに1~2ヶ月程度かかります。
既に基礎工事が終わっている霊園の場合、数日で完了します。
基礎工事では、鉄筋を組んで、コンクリートを流し込みます。
その後、1ヶ月程度、コンクリートが固まるのを待つ必要があります。
最近では、耐震性のため、基礎工事を重視する業者が多くなっているようです。
取り付け工事では、既に工場で製造済みの各部品を現場で組み立て、専用の接着剤を用いて接着していく作業が行われます。
数日で完了することが殆どです。
可能であれば、基礎工事において鉄筋を組んだり、コンクリートを流し込んだりする際や、基礎工事完了後に取り付け工事を行う際に、しっかりと業者が作業しているかを確認するため、工事の様子を見に行きましょう。
また、後になって不具合が発生した場合の原因究明と責任追及のため、ビデオ録画や写真撮影をして証拠を残しておくと良いでしょう。
工事に立ち会うことが出来なかった場合でも、業者から工事の完了報告を受けたら、現地に行って業者立ち合いの上で施工ミスが無いかしっかりと確認をしましょう。
その場で気が付かない場合もあるので、様々な角度から写真を撮影しておきましょう。
帰宅後に写真を見ながら、改めて施工ミス(キズ、ズレ、傾きなど)の有無を確認すべきです。
施工ミスがあったことに気が付いた場合、すぐに業者に連絡し、補修工事(または工事のやり直し)をするように要求しましょう。
補修工事に応じてくれない場合は、契約解除や損害賠償請求を行うことも視野に入れましょう。
なお、時効の問題が発生してくる可能性があるため、なるべく早めに対処を行う方が良いです。
民法では、「売買の目的物に隠れた瑕疵があった場合、買主がその事実を知ってから1年以内であれば、契約解除および損害賠償請求ができる」(民法570条および566条)というような内容の規定があります。
詳細は、消費者センターや弁護士に相談することをおすすめします。
これまで述べてきた墓石業者選定から墓石ができるまでの流れを示します。
墓石や墓石以外の要素(墓地使用料・管理料、宗教・宗派の教義など)の情報収集
▼複数の石材店・墓石業者に問い合わせて比較・検討
▼見積書・設計計画書の提示
▼契約書に署名・捺印
▼基礎工事施工
▼取り付け工事施工
▼墓石の完成
▼施工ミスの有無を確認
▼アフターフォロー(保証・補修工事)
お墓は、一度作れば、祖父母から親、子、孫へと何世代にもわたって使用し続けることになる重要な施設です。
お墓の建立は、1つの家族にとって「100年に1度」といわれるほどの滅多にない出来事です。
お墓を建立する際には、「安いから」とか「何となく」という態度ではなく、しっかりと納得いくまで調べましょう。
特に、信仰する宗教・宗派の祭祀の方法(墓石や付属物の形式・有無など)は、後になって親戚の間で問題になる可能性もあるため、お世話になっている寺院に尋ねましょう。
日本全国の石材店・墓石業者(約300社)が加盟している「一般社団法人 全国優良石材店の会」(全優石)という業界団体があり、その公式サイトで近くの業者を検索することが可能となっています。
どのように墓石業者を探したら良いか分からない場合、こうした検索サイトを利用するのも一つの解決策です。全優石は、電話(フリーダイヤル)での問い合わせも可能となっています。
もちろん、親戚や親しい友人・知人の伝手を頼って、優良業者を紹介してもらうことも有益です。
墓石は安いものは50万円程度からありますが、価格だけ考慮するのではなく、石材の品質とか墓石業者が信頼できるかどうかも考慮して決めるべきです。
平均的には100万円程度の価格の石材を使用する人が多いようです。
また、墓石本体以外の付属物や工事費用なども含めた墓石建立費用の総額は、安く見積もっても100万円から150万円程度はかかると覚悟した方が良いです。
業者によってはクレジットカードで支払うことが可能だったり、ローンを組める場合もあるようです。
なお、墓石建立費用以外にも、墓地(霊園)の永代使用料や年間管理費、僧侶に依頼する法要のお布施なども必要となることに留意が必要です。
家族や親戚の中で話し合って、費用を分割して負担すると良いでしょう。
高い買い物になるので、疑問点が生じた場合、納得いくまで業者に質問しましょう。
そこで不親切な態度をとる場合、建立後に補修が必要になった際など、長い付き合いを考えると不安が残るため、依頼しない方が無難でしょう。
また、業者との打ち合わせの席では、後でトラブルになった際の証拠として会話を録音しておくことも一つの選択肢です。
工事の際は、可能な限り、現場へ足を運び、写真や動画の撮影を行いましょう。
後に施工ミスが発覚した場合に、業者の責任を問うための証拠となります。
万が一、建立後に不具合が発覚した場合はなるべく早く業者に連絡し、補修工事を求めましょう。補修に応じてくれない場合は、消費者センターや弁護士に相談すべきです。
年月が経過すると、時効の問題が出てきたり、保証期間が過ぎてしまって、契約解除や損害賠償請求を行うことが困難になる可能性があるので注意しましょう。
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